特別注文車編

いすゞハイデッカーⅣ TOTOくりすたる号

特別注文車編では、カタログモデルではない各社特別仕様のバスを紹介。

1985年に東都観光バスが発案・導入した乗客定員50人(10列・正席40+補助席10)の「TOTOくりすたる号」。ハイデッカーIVをベースに、天井と側面板に帝人化成製の透明ポリガーボネート樹脂を用いた特別仕様。25台(うち大型幅9メーター3台)導入。東都観光バスが特許・意匠権を取り、同社の許可がなければ購入できなかった 。

2000/2/9 UP! (左)東都観光バス(P-LV219S)(GK)

2000/9/26 UP! (中)三重交通(P-LV219S)(HT)

1999/10/23 UP! (右)三野交通(P-LV219S)(HI)

いすゞガーラHD 2002年東京モーターショー出品車

 

2002年の東京モーターショーに出品されたガーラHD。行先方向幕を装備可能な後面1枚窓が初採用された。

  ラインライト、後部トイレを装備した昼行高速仕様

2002/10/30 UP! 東京モーターショー出品車(KL‐LV774R2/2002年式)

いすゞガーラHD 2004年東京モーターショー出品車

 

2004年の東京モーターショーに出品されたガーラHD。

  中央部リフトを装備。

2004/10/30 UP! 東京モーターショー出品車(KL‐LV774R2/2004年式)

日産ディーゼルスペースウィング みつば観光仕様

みつば観光バス導入の「プライオリティ」。名匠「富士バスボデー」が手掛けたカラーリングや車内はもちろん、車両整備に至るまでこだわりが詰め込まれた1台。
前所有者の有田交通では乗客定員40人(10列・正席40)だった車内を、34人へ改装。同時にシート布地を張替。
  この車の一番の特徴はシート。中央部が360度ターンするほか、造り自体も国鉄グリーン車を想わせる重厚なものを装備。運転席に電動エアランバーサポート、最後部に床上トイレ・キッチン・電子レンジ・ビールサーバー等を装備。

2007/4/4 UP!  みつば観光バス(U-RD620UBN/1993年式)(BU&IC)

日産ディーゼルスペースウィングSVDプロトタイプ

浜通り交通導入の「スペースウィングSVDプロトタイプ」。何故プロトタイプか、、、外観からそれと識別できるのは、1.ドア側サブエンジンパネルにルーバーが無いこと、2.エンジンルーバーの形状が異なる、ぐらいかと思 われるが、最大の特徴は型式に秘められている。
乗客定員45人(正席45)の車内。カタログ車では固定窓・ブロンズガラスだが、この車はT字窓・ブルー/ブロンズ混合ガラスを装備。ガラスのサンプルを兼ねているのでは?とのこと。
  後方からの眺望を優先させるために、小ぶりなシートを並べた最前列。「ヘリコプター」の別名で呼ばれる富士重工7Sがベースだけあって、パノラマ感溢れる視界が楽しめる特等席。

2008/12/29 UP! 浜通り交通(P-RA52T/1985年式)(BU)

日産ディーゼルスペースウィング サンプルカー

    2000年に発売した「スペースウィング」。メーカーサンプルカーのカラーリングそのままに、朝日観光が導入。

2002/9/1 UP! 朝日観光(KL-RA552RBN/2000年式)(BU)

日産ディーゼルスペースアロー 2002年東京モーターショー出品車

 

2002年の東京モーターショーに出品された西日本車体ネオロイヤルボデーを纏ったスペースアロー・都市間高速仕様。

車内は後部トイレが設置されているものの、2ヶ所のテレビ設置など貸切にも十分使える仕様。

2002/10/30 UP! 東京モーターショー出品車(KL-RA552RBN/2002年式)

日産ディーゼルスペースアロー 2004年東京モーターショー出品車

 

2004年の東京モーターショーに出品されたスペースアロー・都市間高速仕様。外観上で目新しいのはリアスタイルぐらいだが、直6ディーゼルエンジンに尿素SCRシステムを組み合わせることで新長期排ガス規制クリアという快挙を成し遂げた。

車内も一見、新鮮味が薄いものの、 前部の特大液晶インフォメーション、非接触式カード式運賃箱など先進機能が装備されている。インパネにはZF製ボタンセレクターのATが鎮座。

2004/10/30 UP! 東京モーターショー出品車

日野試作二階建てバス

  1982年に2軸の低床路線バス(K-RE161)をベースに製作した試作二階建てバス。1960年代にも国産二階建てバスの運行実績がある近鉄が企画、近距離貸切用として導入。晩年は瀬戸大橋タワーの送迎用として活躍。

1999/10/17 UP! 瀬戸大橋タワー(試作/1982年式)(左・HI)

日野ブルーリボンミドルデッカ 天井シースルータイプ

    日野車体製作による天井シースルータイプは、ブルーリボンでは奈良交通と東武鉄道が導入した。

2002/11/25 UP! 奈良交通(P-RU606BA/1988年式)(BU)

日野ブルーリボンフルデッカ シアタールック

    看板車として全傾斜床の「シアター」が数多く活躍している北海道では、一般的なハイデッカーにシアター風の外観を与えた仕様が流行した。

2001/9/11 UP! おびうん観光(P-RU638BB)(BU)

日野グランデッカ シアタールック

    1988年に京阪国際観光自動車が1台導入した「グランデッカ」。一見、全傾斜床の「シアター」と見間違うばかりの大胆な斜めカットガラス仕様。

2001/5/12 UP! 京阪国際観光自動車(P-RU638BB/1988年式)(HT)

日野グランジェット 富士7マスク

    北関東ではベース車種を問わず見られる、富士7シリーズマスクに換装した仕様。

2007/10/22 UP! 浅香交通(P-RU638BB改)(BU)

日野セレガFD シアタールック

    セレガGTことメーカー標準のシアターがカタログ落ちした後も製造された、FDのシアター風仕様。

2000/10/16 UP! エルム観光(KC-RU4FSCB/2000年式)(BU)

日野セレガFD 天井シースルータイプ

    セレガでも製作された天井シースルータイプ。空調ダクトと照明は中央部にまとめている。

2001/5/12 UP! りんくうシャトル(U-RU2FTAB)(GK)

日野セレガHIMR 東京モーターショー出品車

    第32回東京モーターショー出品時に車内をログハウス風に仕立てたHIMR高出力車は、デモカーとして正シートに改装され長野オリンピックで活躍後、斜里バスが導入した。

2002/11/17 UP! 斜里バス(1997年式)(BU)

日野セレガFC セレガRマスク

  セレガRマスクに換装した仕様。ベース車のフェンダーアーチから初期型と判明。他にセレガGJでも同仕様が見られる。

2010/2/17 UP! ベルツリージャパン(U-RU1HHAB)(BU)

日野セレガプレミアム 2007年東京モーターショー出品車

ショーで圧倒的な注目を集めていた、乗客定員10人の「日野セレガ・プレミアム」。ジェイバスの勢いがそのまま現れたような意欲作。人数限定で5分程度の「ミニツアー」が行われ、コンパニオンによる車内装備の説明や、調光ガラスの実演等が行われた。

2007/10/30 UP!  東京モーターショー出品車(PKG-RU1ESAA/2007年式)

WILLER TRAVEL スターファイター

2012年にウィラートラベルが2台導入した、宇宙ツアーを体感できる新感覚のアトラクションバス「スターファイター」。
セレガハイデッカをベースに、車内外ともに徹底的に宇宙船を演出。乗客定員22人の車内には横2+1列シートが並ぶ。
シート背面のほか、側窓も液晶モニターになっており、天井、壁、床に連動した映像と照明で幻想的な宇宙空間を演出。
車内で展開されるストーリーに沿い、全席に配置されたジョイスティックを駆って全員参加型のゲームを楽しめる。中は天井の映像再生機、右は非常口。一見、窓が全く無いような造りながら、保安基準に適合させるため様々な工夫が施されている。

2015/7/5 UP!  WILLER BUS東海(LKG-RU1ESBA/2012年式)(BU)

富士重工R3 ケイエム観光仕様

  1984年にケイエム観光バスが導入した乗客定員24人(正席24)の「ロイヤルサロンカー24」。側面・後面スタイルなど、その後登場する富士R3Pの先取りともいえる、同社特別仕様。

2003/4/19 UP! ケイエム観光(三菱ふそうP-MS725S/1984年式)(HI)

富士重工HD-II シルエットスーパー号

1988年に東都観光バスが発案・導入した「シルエットスーパー号」。富士重工HD-IIをベースに、天井部に帝人化成製の透明ポリガーボネート樹脂を用いた特別仕様。富士重工が新型の7Sを登場させてからも、天窓にこだわり続け1997年度までに計129台導入された。

乗客定員52人(11列・正席44+補助席8)の車内。ブラインド開閉式の天窓やフレームに組み込まれたラインライトなど、側窓から上は独自設計。同社が意匠登録を取得して製作した証として、格納式シースルータイプの荷物棚には「ToTo」ロゴが切り抜かれている。

2002/11/17 UP! 東都観光バス(いすゞKC-LV781R/1997年式)(外観・BU)

晩年は特殊樹脂の経年劣化のため、129台のうち99台が天窓を埋め、2004年から経年廃車が始まった。車内中央部にはテレビを設置(従来は持ち運び式の小型液晶テレビで対応)し、荷物棚は一般的な仕様に変 更。

2004/4/4 UP! 東都観光バス(いすゞP-LV719R/1989年式)(外観・BU)

元 東都観光バス    

2007年に北都交通へ2台移籍。同社でオープンバス「リゾートライナー」として改装され、カラーリングは定期観光用のオレンジと貸切用のグリーンの2種。ベース車の フレームをそのまま活かし透明特殊樹脂製から電動開閉式のキャンバストップに変更し、車内は本革調シートに張替えた。

2008/5/10 UP! 銀嶺バス(いすゞU-LV771R)(BU)

富士重工-ボルボアステロ-ぺS SD 有田交通仕様

1990年に有田交通が2台導入したアステローぺSSD。すでに車齢25年となり、栄楽交通移籍後に一時抹消された時期もあったが、美しい姿で蘇った。
フロントの社名表示窓が特徴。2階サロンと1階のみにスモークが貼られている。
段上げした2階後部にサービスカウンターと横向きサロンシート、1階に対面サロンシートとトイレを装備。

2015/7/5 UP! 栄楽観光(P-B10MB/1990年式)(BU)

富士重工-ボルボアステロ-ぺSHD 東京モーターショー出品車

除籍車     1989年の東京モーターショーに出品された「アステローぺSHD」。ショー終了後はカラーリングを変更し、有田交通が導入。

2001/3/17 UP! 有田交通(P-B10MB/1991年式)(BU)

富士重工-ボルボアステロ-ぺスペリオールSSD 東京モーターショー出品車

   

1991年の東京モーターショーに出品された「アステローぺスペリオールSSD」。ショー終了後はカラーリングもそのままに、エクセルバスが導入。

2001/9/15 UP! エクセルバス(U-B10MC/1991年式)(BU)

三菱ふそうエアロバスK パラマウントデッカ

   

エアロバスKの後部を西日本車体C-II型のようにステップアップさせた乗客定員48人(10列・正席41+補助席7)の「パラマウントデッカ」。

1999/10/13 UP! 奥道後温泉観光バス(P-MS725S/1984年式)(HI)

三菱ふそうエアロバスK パラマウントデッカ エアロバスマスク

元 一宮観光自動車   パラマウントデッカは呉羽のみの製造だが、画像は銀河鉄道代表取締役の山本氏によってエアロバスマスクに改造された日本で唯一の車。

2003/10/7 UP! 自家用(K-MS615S/1983年式)(BA)

三菱ふそうエアロクイーンK ケイエム観光仕様

二階建てバス「エアロキング」の雰囲気をそのままに、エアロバスシャーシを用いたスーパーハイデッカーとして新設計されたエアロクイーンKは、発売当初ケイエム観光と日本交通向けの特別仕様。国内外の要人という「真のVIP」のために造られ続けた最高級バス、「ロイヤルサロンカーサミット」で、右の最終型は5台導入された。
乗客定員22人(正席22)の車内。一人掛け12席(回転式)・サロンソファ10席を配置。落ち着いた雰囲気ながらも、乗った人なら誰もが「本当の高品質」を体感できるだろう。この車ならではの装備として独立式回転シート、防弾ガラスを持 つ。汎用性を一切考えない潔さが感じられる。
車内中央部の中扉付近。 階段を設置する奥行きが厳しいにもかかわらず、フルフラットフロアを得るために床を段上げしているため、必然的にステップが高く、急な段差となっている。左に床下トイレ、右に電子レンジなど乗客サービス機器を集約。

2003/4/19 UP! 国際自動車(U-MS729SA改/1992年式)(外観・HI)

1993年に5台導入した「ファイブスター」。伝統のライオンの紋章と切り文字、そして日本初搭載となった衛星放送受信車を示すステッカー。
乗客定員32人(8列・正席32)の車内。フルフラットフロア、中央部床下トイレ、1~7列まで回転シートを装備。内張りはベージュ布地を継ぎ目なくビシッと張ってあり、見事というより言葉が見当たらない。
可動式ヘッドレスト、フットレスト、肘掛け内臓テーブル、深いリクライニング角度など快適性を追求したシート。回転機能を持たせたためにシート・通路幅がやや犠牲になっている。
  車内中央部の階段は「サミット」のように出入り口を兼ねていないため、比較的緩やかな角度で床下トイレまで続いている。電子レンジなどの乗客サービス機器は、前方に集約されている。

2003/3/6 UP! 国際自動車(U-MS729SA改/1993年式)(左外観・HI)

  1993年に4台導入した乗客定員40人(10列・正席40)の「スーパーシティフォーマル」。フルフラットフロア、後部2列回転シートを装備。

2003/4/19 UP! 国際自動車(U-MS729SA改/1993年式)

三菱ふそうエアロクイーンKW

 

1988年に新姫観光バスが2台導入した「ムーンライトハニーパートII」。外観は2軸スーパーハイデッカー「エアロクイーンK」を3軸化したものだが、型式上はエアロキングと分類される。

乗客定員36人(正席36)の車内。当時流行した航空機タイプの荷物棚、カラオケステージ、サービススペースなど、観光バスファンの期待を裏切らない豪華絢爛な仕様。

1999/10/1 UP! 新姫観光バス(P-MU515TA改/1988年式)(外観・HI/車内・HT)

新姫観光バス廃業後、新たな事業者で美しく塗り替えられ、活躍を続ける同車。

ドア側からは、通常あるはずの床下トランクルームを開けるためのハンドルが見当たらない。その理由は、、、

 

80年代前半に輸入されたネオプランスペースライナー等でも見られた、1階中扉前方に設置されたフリースペース。前方にサブエンジン式エアコン、中央部に通路があることから、それほど広くないと思われる。また最後部は飾り棚と鏡、さらに「熊手」シャンデリアでドレスアップされ、シートにマッサージ器を設置。

2013/9/24 UP! 菊水企画(P-MU515TA改/1988年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンW 東京モーターショー出品車

  1987年の東京モーターショーに出品された乗客定員49人(11列・正席41+補助席8)の「エアロクイーンW」。ショー終了後はカラーリングをそのままに、名古屋観光が「タイガー」の愛称で導入。後に系列の日本急行バスへ移籍し、都市間高速用に転用。

登場当初は乗客定員49人(9/11列・正席40+補助席9)で、日本急行への移籍時に補助席の撤去、シート布地の張替えが行なわれた。

2000/7/9 UP! (左)名古屋観光自動車(P-MU525TA改/1986年式)(HT)

2000/7/9 UP! (右)日本急行バス(P-MU525TA改/1986年式)( 外観・HT/車内・SSS)

1989年の東京モーターショーに出品された乗客定員27人(正席27)の「エアロクイーンW」。外観は小型の前扉、後部カーブドガラス、大型リアスポイラーが特徴。
車内は後部カーブドガラス部分がトライアングルビジョンになっており、3種類の風景を映し出す。ショー終了後はカラーリングもそのままに、名古屋観光が「パフォーマンス」の愛称で導入。

2003/1/12 UP! 名古屋観光自動車(P-MU525TA改/1988年式)(外観・HI/内装・SSS)

  同社を除籍後は各地を転々とした。

2000/7/9 UP! (左)エクシードタクシー(HT)

2003/4/19 UP! (右)西日本観光(P-MU525TA改/1988年式)(HI)

  1989年に毎日交通が4台導入した乗客定員45人(11列・正席45)の「クイーンオブマイニチ」。モーターショー出品車とは別の車で、後部カーブドガラス以外は同外観とした特別仕様。

2003/10/7 UP! 毎日交通 クイーンオブマイニチ(P-MU525TA改/1989年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンW クィーンMマスク

元 東和観光 1989年に東和観光が1台導入した乗客定員54人(11列・正席45+補助席9)の「エアロクイーンW」。新車当時からエアロクイーンMのマスクで唯一導入された。

1999/10/23 UP! (左)東和観光(P-MU525TA/1989年式)(HI)

2008/11/24 UP! (右)東海特殊観光(P-MU525TA/1989年式)(BU)

三菱ふそうエアロバス クイーンMマスク

    純正のクィーンバージョンに見えるが・・・ よく見ると前頭部、ドアの形状などがまるで異なり、エアロバスにクイーンMのマスクを後付けしたとの事。

2000/4/2 UP! 桜交通(P-MS725S)(BA)

三菱ふそうエアロクイーンMV 東京モーターショー出品車

第28回東京モーターショーに出品されたエアロクイーンMVプロトタイプと同外観の渡島交通導入車。ちなみに出品車は内装もそのままに大東観光バスが導入し、自家用へ売却後、大胆にリメイクされた。

2001/9/11 UP! (左)渡島交通(U-MS729S/1990年式)(BU)

2013/1/4 UP! (右)自家用(P‐MS729S改/1989年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンMV エボリューションMSX

 

2008年にプリンセス観光が導入した「エアロクイーンMV」。ベース車はしずてつジャストライン スーパーハイデッカー36で、改造は富士バスボデーが手がけた。

 

外観は前面にエアロクイーンIIのヘッドライトとバンパーを、後面にセレガーラ純正リアスポイラー、ローザ用テールランプを装着し、エンジンパネルをフラット化。車内は乗客定員45人(11列・正席45)へ改装し、サービスボックスを張替え。その名は次世代MSシリーズを彷彿させる「エボリューションMSX」と記されている。

2008/5/4 UP! プリンセス観光(U-MS729SA改/1992年式)(BU&PRI)

三菱ふそうスーパーエアロII クィーンIマスク

  80年代半ばに新造されたスーパーエアロIIが、最新の前面・後面スタイルを得て生まれ変わった。

2008/5/4 UP! 巨峰ライン(P-MS725S改)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンW クィーンIマスク

  エアロクイーンWをベースに、ディスチャージライト装着のためエアロクイーンIのライト周りに改造。

2001/5/21 UP! ミタカ観光(P-MU525TA)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンK キングマスク

元 中央観光バス 元 東京福祉バス   エアロクイーンKをベースに、後期型エアロキングのフロントマスクを装着。右のように全高の低いKIIでも装着例がある

2007/11/4 UP! (左)バイタル(P-MS725S改/1989年式)(BU)

2003/4/19 UP! (右)大原観光交通(U-MS729S)(BU)

三菱ふそうエアロキング KL-マスク

  こちらもフロントマスクを後期型に換え、さらに前期型の特徴であったストリームパニエ形状のエンジンパネルをU-からのフラット形状に交換。

2012/5/4 UP! (左)弘伸(P-MU515TA/1985年式)(BU)

2012/5/4 UP! (右)さつきバス(P-MU515TA/1990年式)(BU)

三菱ふそうエアロキング オープンバス

2017年に京急電鉄が1台導入したオープンバス。1993年に京阪バスで新車導入され、2013年にはとバスへ転入・オープン化された個体。同社での導入に際し、2100系電車をモチーフとした改装が行われた。
乗客定員52人(2階42+1階10)で、車内も電車の雰囲気を可能な限り再現している。

2018/4/25 UP! 京急電鉄(U-MU525TA改)(BU)

三菱ふそうエアロキング レストランバス

  2016年にウィラーグループが1台導入したレストランバス。元々新高速バスとして運行していた個体を改装したもので、天井に透明樹脂製開閉ルーフ、2階に25席の対面式シート、1階にオール電化の厨房を新たに装備。

2017/6/22 UP! カリー観光(BKG-MU66JS)(BU)

  地域の魅力を食と絶景で楽しむ、をテーマに、新潟、熊本、東京、沖縄等でツアーを開催。運行は各地の提携事業者に委ねられている。

2017/6/22 UP! (左)中日臨海バス(BKG-MU66JS)(BU)

2017/6/22 UP! (右)九州産交バス(BKG-MU66JS)(BU)

2017年に増備されたレストランバス2号車。カラーリングデザインが異なるほか、車内も和のテイストを盛り込んでいる。

2017/6/22 UP! ゆきつばき観光(BKG-MU66JS)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンIII ケイエム観光仕様

1994年にケイエム観光バスが3台導入した「ロイヤルサロンカーエックス」。 乗客定員30人(正席30)の車内。フルフラットフロア、中央部床下トイレ、衛星放送を装備。
二人掛け8席(固定式)・二人掛け14席(回転式)・一人掛け3席(回転式)・後部5席(固定式)を配置。
対面式バーカウンターの前方には、接客業務をするロイヤルレディ専用席を設置。
  バーカウンター内の画像。カウンター前部には、床下トイレと非常口へ続く階段がある客席と同系色のモケット布地により、高級感のある運転席。

2003/10/7 UP! 国際自動車(U-MS821PA改/1994年式)(外観・BA)

元 ケイエム観光ロイヤルサロンエックス

エックスは2003年に全車売却された。

2012/11/7 UP! (左)TCB観光(U-MS821PA改/1994年式)(BU)

2009/3/16 UP! (中)エクシードタクシー(U-MS821PA改/1994年式) (BU)

2009/8/26 UP! (右)氷上中央バス(U-MS821PA改/1994年式)(BU)

元 ケイエム観光バスロイヤルサロンエックス ワイズツーリストが2010年に1台導入した「パィスィーズ」で、中央部床下トイレ、後部2列回転シート、 生ビールサーバー、コーヒーメーカー、地上/BSデジタル、通信カラオケを装備。FIVE STARのアイコンは特別装備「UFC」「Toilet」「BS Digital」「Coffe」「Draft Beer」を示している。
乗客定員39人(12列・正席39)の車内。シートの刺繍から血統が分かるとおり、至高のハイグレード車として製作された同車は、前所有者のエムケイ時代にサービスカウンターと一人掛けシートが改修された。

2010/7/1 UP! ワイズツーリスト(U-MS821PA改/1994年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンII 新姫仕様

1995年に新姫観光バスが1台導入した乗客定員37人(10列・正席37)の「ムーンライトハニーパートII」。エアロクイーンIIの全高をさらに140ミリ上げ、客室からの視界はクイーンIIIと同等の高さを実現。外見上の違いはフロントがクイーンIIIのマスクとなっているくらいだが、想像以上に手間とコストがかかっている。

2002/6/30 UP!  (左)新姫観光バス(U-MS821P改/1995年式)(HT)

2007/11/4 UP! (右)福井車輌輸送(U-MS821P改/1995年式) (BU)

三菱ふそうエアロクイーンI 低出力車

    1998年にジェイアール九州バスが導入した低出力(355馬力/KC-MS829P)のエアロクイーン。独立3列シートで乗客定員29人。

2009/10/26 UP! ジェイアール九州バス(KC-MS829P/1998年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーンI 東京モーターショー出品車

  2000年の東京モーターショーに出品された「エアロクイーンI」。コンセプトは中扉リフト・後部トイレを装着したバリアフリー仕様で、ショー終了後の名古屋観光導入時に中扉を埋め、リフトも撤去 した。

2002/9/1 UP! 名古屋観光日急(KL-MS86MP/2000年式)(BU)

三菱ふそうエアロクイーン 2007年東京モーターショー出品車

2007年の東京モーターショーに出品された「エアロクイーン」。純粋な観光モデルは、2000年のモーターショーに出品されたバリアフリー観光バス(先代エアロクイーンI )以来。

特別装備の車椅子リフトは、これまでのリアオーバーハングには排ガス浄化装置(アドブルー)が装備されるため、今後はホイールベース間が主流になるとか。

乗客定員45人の車内。ショー向けの演出として本革シートが採用されたほかは、メーカー標準仕様。中央部はスライドし、車椅子が2台固定可能。運転席にも本革シートが奢られている。

2007/10/30 UP! 2007年東京モーターショー出品車(BKG-MS96JP/2007年式)

三菱ふそうMSセミボンネットバス

  1992年に長崎県営バスが2台導入した「セミボンネットバス」。スーパーハイデッカーをベースに、セミボンネット風のユニークなデザインに仕立てた特注車。

2001/5/12 UP! 長崎県営バス(P-MS726P/1992年式)(FT)

三菱ふそうFKボンネットバス

    1991年に福井鉄道が導入した「ボンネットバス」。中型トラック 「ファイター」をベースに、名自車体が製作。97年に同社を引退後、各地を転々とした。

2001/5/12 UP! 福井鉄道(U-FK467K改/名自車体/1991年式)(HT)

撮影/IC・一期一会様、SSS・SSサロン様、KA・観93-1様、GK・銀河急行様、BA・ばすずき様、 HT・ HT225AA様、HI・HIMAJIN様、PRI・プリンセス観光様、BU・ぶうちゃん様、FT・F.T様

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