いすゞ編

いすゞBU/BH(1963-72)

   

いすゞ編では、標準架装のいすゞバス製造ボデーを紹介。同社は1974年に川崎重工業からバス専門製造の川重車体工業として独立→86年にいすゞの資本参加によりIKコーチへ→95年にいすゞバス製造へ社名変更した。

1963年に発売したBUは190/230馬力の6DH100H型をはじめ、ロングセラーのため多彩な出力のエンジンを搭載。

2000/9/11 UP! 昭和自動車(BU20KP)(HT)

いすゞスタンダードデッカー(1972-1987)

  1972年に発売した「スタンダードデッカー」。 BU/BH型に73SC型ボデーを架装。1975年のマイナーチェンジで295馬力の10PA1型(CRA)エンジンを搭載。

2002/2/17 UP! (左)十和田観光電鉄(CRA580)(HI)

2000/9/11 UP!  (右)三重交通 シャープ55(K-CRA580)(HT)

  型式末尾の数字はホイールベース長で、~650は全長12メーター、~580は全長11メーターを示す。

2008/3/21 UP! (左)花巻観光バス ヒーリアス(CRA580)(MS)

2000/9/11 UP! (右)国際興業(CRA650)(HT)

いすゞハイデッカーⅠ(1976-1985)

  1976年に発売した「ハイデッカーI」。モノコック構造のハイデッカーボデー(H101)は、セミデッカー風の前面着色窓が特徴。295馬力の10PA1型(CRA)エンジンを搭載。80年のマイナーチェンジで320馬力の10PB1型(K-CSA)、295馬力の10PA1型(K-CRA)エンジンを搭載。

(右)1983年のマイナーチェンジ(K-CSA/CRA)で角型4灯ヘッドライトの前面スタイルと、鐘形ホイールアーチを採用。

2008/3/21 UP! (左)十和田観光電鉄(CRA580/1979年式)(MS)

2002/12/1 UP! (右)自家用(K-CSA650)(SSS)

いすゞハイデッカーII(1977-1985)

  1977年に発売した「ハイデッカーII」。モノコック構造のハイデッカーボデー (H201)は、同時期の他社モデルのように、スタンダードデッカーをそのまま上へ間延びさせたデザイン。295馬力の10PA1型(CRA)エンジンを搭載。

右)1983年のマイナーチェンジ(K-CSA/CRA)で角型4灯ヘッドライトの前面スタイルと、鐘形ホイールアーチを採用。

2000/6/4 UP! (左)秋田中央交通(K‐CSA580/1982年式)(HT)

2008/3/21 UP! (右)岩手県交通(K‐CSA580/1983年式)(MS)

  (左)車体更新でT字側面窓に変更。

右 )特別仕様の縦4灯ヘッドライトの前面スタイル。

2000/6/4 UP! (左)十和田観光電鉄(K‐CRA650/1983年式)(HT)

2000/9/11 UP! (右)三重交通(K-CSA650)(HT)

いすゞハイデッカーII改(1981-1984)

  1982年に登場した「ハイデッカーII改」。はとバス特別注文ボデーで、前面1枚窓、埋込式フロントマーカーランプ、ピラーレス風側面窓が特徴。84年に前面スタイルを変更。

2001/3/25 UP! (左)はとバス(K‐CSA650改/1983年式)(HI)

2001/3/25 UP! (右)はとバス(K-CSA580改/1984年式)(HI)

いすゞハイデッカーIII(1980-1987)

    1980年に発売した「ハイデッカーIII」。新開発のリベットレスボデー(H301)はモノコックとスケルトンを併せた構造で、横4灯ヘッドライトの前面スタイルと、上下分割前面窓が特徴。320馬力の10PB1型(K-CSA)エンジンを搭載。

2013/1/4 UP! いすゞハイデッカ―III(P‐LV219S/1986年式)(BU)

CSA650型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,410mm/10PB1型(15,014㏄・320ps)/2,000万円

LV219型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,410mm/10PC1型(15,014㏄・330ps)

いすゞハイデッカーIV(1980-1987)

1980年に発売した「ハイデッカーIV」。H401ボデーを架装し、メカニズムはIIIと共通。

2002/2/17 UP! (左)国際観光バス(K-CSA650)(BU)

2000/2/14 UP! (右)立川バス(K-CSA650)(GK)

主な差異は縦4灯ヘッドライトの前面スタイルと、上下分割のない前面窓。左の左右二分割フロントガラスが初期型の特徴。

2000/2/14 UP! (左)丸元観光バス(K-CSA650)(GK)

2008/3/19 UP! (中)エルム観光バス(K-CSA650/1984年式)(MS)

2002/2/17 UP! (右)川中島バス(K-CSA650/1983年式)(BU)

1985年のマイナーチェンジ(P-LV219)でリアワイドエアサスを装備し、330馬力の10PC1-S型エンジンを搭載。識別点は右のエンジン ルーバーがなくなったことと、緑の「V10SS」バッチ。

2010/1/16 UP! (左)亜季プロ(P-LV219S)(BU)

2000/2/14 UP! (右)那覇交通(P-LV219Q/1986年式)(GK)

  型式末尾の英字はホイールベース長で、Sは全長12メーター、Qは全長11メーターを示す。

2013/1/4 UP! (左)自家用(P‐LV219S)(BU)

2013/1/4 UP! (右)自家用(P‐LV219S)(BU)

ハイデッカーIVの天板と側板にポリガーボネート製クリアパネルを用い、特許・実用新案取得の展望バス「TOTOくりすたる号」を開発した東都観光。晩年はクリア部分を鉄板で埋め、シルエットカラーに塗り替えた。
乗客定員55人の車内。後部まで大きく取られたガラスエリア、ヘッドレスト別体型シートとパイプ式荷物棚によって、明るく広々とした印象。大型トラック「810」のデザインを汲む、メータークラスターにエアダクトを組み込んだインパネは、1984年のマイナーチェンジで採用。

2002/9/1 UP! 東都観光バス(P-LV219S)( 外観・BA)

  ハイデッカーIIIのフロントマスク装着車。

2010/1/16 UP! 大紀観光(P-LV219S)(BU)

LV219型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,410mm/10PC1型(15,014㏄・330ps)

いすゞハイデッカーV(1982-1987)

  1982年に発売した「ハイデッカーV」。H501ボデーを架装。平面側面窓を標準装備し、低出力エンジン、リア標準エアサスが選択可能な廉価版で、右のミドルデッカーも製造された。320馬力の10PB1型(K-CSA)、295馬力の10PA1型(K-CRA)エンジンを搭載。

2002/2/17 UP!  (左)三重交通 ジャンボ60(K-CSA650/1984年式)(HT)

2002/2/17 UP! (右)三重交通 シャープ55(K-CSA580/1984年式)(HT)

いすゞハイデッカーV改(1982-1987)

1982年に発売した「ハイデッカーV改」。いすゞ車の大手ユーザーで、傘下に北海道いすゞを持つ国際興業グループが大量導入した。85年のマイナーチェンジ(P-LV219)で330馬力の10PC1-S型、290馬力の10PC-N型エンジンを搭載。

2001/1/23 UP! (左)岩手県交通(K-CSA650/1984年式)(GK)

2000/9/11 UP! (右)山梨交通(P-LV219S/1987年式)(左・HT)

いすゞCCM/CDM

(中)特別仕様のパノラマ前面窓、縦4灯ヘッドライトの前面スタイル、ピラーレス風側面窓。

2013/1/4 UP! (左)自家用(K-CCM370)(BU)

2000/9/11 UP! (中)三重交通 ミディサロン特別車(K‐CCM370/1982年式)(HT)


2000/6/4 UP! (右)昭和自動車(K‐CDM370/1982年式)(HT)

いすゞスーパークルーザーSHD(1986-1996)

P-型

  二階建てバスに参入せず、高床化の流れにいささか遅れ気味であったいすゞが、1986年に満を持して発売したスーパーハイデッカー「スーパークルーザーSHD」 。

2010/1/16 UP! ブルーバス(P-LV719R)(BU)

豪華クルーザーをイメージさせる流麗なスタイリングはもとより、国産初の10スタッドホイール、軸重の最適化を狙ったショートホイールベース 、直進安定性と応答性に優れるラック&ピニオン式ステアリングなどメカニズム面でも非常に意欲的だった。

右)前・中扉仕様。

2013/1/4 UP! (左)自家用(P‐LV719R)(BU)

2013/1/4 UP! (中)自家用(P‐LV719R)(BU)

2000/7/15 UP! (右)三野交通(P-LV719R/1988年式)(HT)

P-LV719R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PC1-S型(15,014㏄・330ps)

U-型

  1990年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で355馬力の10PD1エンジンと国産初のラック&ピニオンステアリングを搭載。94年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で異型2灯ヘッドライトの新型フロントマスクに変更。

(右)乗客定員29人(10列・正席29)の長距離路線用で、独立横3列シート、中央部床下トイレ・乗務員仮眠室を装備。

2013/7/28 UP! (左)岩手県交通(U-LV771R)(BU)

2005/9/17 UP! (右)常磐交通(U-LV771R/1995年式)(BU)

U-LV771R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PD1型(16,683㏄・355ps)/3,044万円

いすゞスーパークルーザーHD(1987-1996)

P-型

  スーパーハイデッカー登場から1年遅れで発売したハイデッカー「スーパークルーザーHD」。その後各社が追随したショートホイールベースを国産初採用し、取り回しの良さから運転士からは好評だったもの、高速の継ぎ目などで跳ね、乗り心地にやや難があった。
乗客定員45人 (11列・正席45)の車内。運転席真横の低い位置に設置されたACT(エアコントロール・トランスミッション)が特徴的な運転席周り。さすがにこの位置では操作しづらかったためか、1990年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で前方に移設。

2006/9/20 UP! 亜細亜交通(P-LV719R)(BU)

2002/11/21 UP! 車内例(P-LV719R)

乗客定員34人(9列・正席34)の車内。
最後部に床上トイレ・給湯器等の乗客サービス機器・乗務員仮眠ベッドを装備。信頼性やコスト面から、観光/高速路線用ではオーソドックスなロッド式パワーシフトが主流。

2005/9/17 UP! 車内例(P-LV719R/1989年式)

P-LV719R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PC1-S型(15,014㏄・330ps)

KC-型

1994年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で異型2灯ヘッドライトの新型フロントマスクに変更。翌95年のマイナーチェンジ(KC-LV781R)で380/325馬力の10PE1系エンジンを搭載し、衝撃吸収ステアリング、発信補助装置HSA、ニーリングシステムを標準装備した。

右)ホイールベース間リフト装備車。

2006/9/20 UP! (左)加茂観光(KC-LV781R)(BU)

2005/9/17 UP! (右)イーグルバス(U-LV771R)(BU)

U-LV771R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,275mm/10PD1型(16,683㏄・355ps)/2,466万円

いすゞスーパークルーザーUFC(1989-1996)

P-型

1989年に発売した国産初のアンダーフロアコックピット(客席下運転席)「スーパークルーザーUFC」。
  登場当初は好調な売れ行きで、新しいジャンルの国産観光バスとして一時代を作 った。

2015/6/25 UP! 林製作(P-LV719R)(BU)

P-LV719R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PC1-S型(15,014㏄・330ps)/3,590万円

U-型

1990年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で355馬力の10PD1エンジンとラック&ピニオンステアリングを搭載。乗客定員45人(12列・正席45)の車内。荷棚下に小型テレビを配した個性的なデザインで、床は前方運転席上と、後方回転サロン部に段差がある。

2002/8/20 UP! 平成エンタープライズ(U-LV771R/1990年式)

  1994年のマイナーチェンジ(U-LV771R)で新型フロントマスクに変更。

2010/1/16 UP! 青南観光バス(U-LV771R/1994年式)(BU)

  特別仕様の前・中扉車各種。左は中扉をリフト乗降用のために装備、右は富士重工ボデーで多く見られた中扉乗降仕様で、前扉は乗務員専用。

2010/1/16 UP! (左)桜観光(U-LV771R/1991年式)(BU)

2000/7/15 UP! (右)松江一畑タクシー(U-LV771R/1994年式)(HT)

U-LV771R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PD1型(16,683㏄・355ps)/3,639万円

KC-型

  1995年のマイナーチェンジ(KC-LV781R)で380馬力の10PE1-H型エンジンを搭載。最終型は国産他社ライバルモデルの登場や、急激な需要後退により販売実績は3台(IKボデー製)に留った。

2003/3/9 UP! 津埜運送(KC-LV781R/1996年式)(BU)

KC-LV781R型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,660mm/10PE1-H型(19,001㏄・380ps)/4,082万円

いすゞLR ジャーニーK(1984-1999)

P-型

1984年に発売した中型(2.3メーター)幅9メーター「ジャーニーK」。リーフを併用しない大型車と同等のエアサスは大きな特徴だったが、他社で見られたハイデッカーボデーを設定しなかったためか、観光用よりも送迎/自家用が主力だった。

2010/1/16 UP! (左)山梨交通(P-LR212J/1990年式)(BU)

2003/9/14 UP! (右)伊勢國際観光(P-LR211F/1988年式)

U-型

  1990年のマイナーチェンジで210馬力の6BG1-TC型(U-LR212)と195馬力の6EH1型(U-LR232)エンジンを搭載。画像は折戸、スライド式側面窓、直結式エアコンの廉価グレード。

2010/11/13 UP!  磐梯東都バス(U-LR232F)

  1995年のマイナーチェンジ(KC-LR233J)で210馬力の6HH1-S型エンジンを搭載。 異形ヘッドランプを採用したフロントマスクとフラット化したリアパネルが識別点で、新型メータークラスターと衝撃吸収ステアリングを装備。

2006/9/20 UP! 山梨観光バス(KC-LR233J)(TS)

KC-型

  非常扉を左側に設置し、最後部をバケッジルームとした仕様。

2001/7/9 UP! エムビーシーライン(KC-LR233J)(TS)

KC-LR233J型 全長8,990mm/全幅2,295mm/全高2,980mm/6HH1-S型(8,226㏄・210ps)/1,240万円

いすゞLV217H(1984-1990)

1984年に発売した大型(2.5メーター)幅9メーター「LV217H」。クラストップで260馬力の8PC1型エンジンを搭載。

(右)フロント1枚ガラス、カーブドサイドガラスが特徴のハイデッカーIVをベースに、横4灯ヘッドライトのハイデッカーIIIフェイスとしている。

2009/8/26 UP! (左)岩手県交通(P-LV217H)(BU)

2000/9/11 UP! (右)高島中央観光(P-LV217H)(HT)

P-LV217H型 全長8,990mm/全幅2,490mm/全高3,355mm/8PC1型(12,011㏄・260ps)

いすゞMR ジャーニーQ(1986-1995)

  1984年に発売した中型(2.3メーター)幅7メーター「ジャーニーQ」。フロントエンジンと前扉を両立させたユニークなレイアウトで、北村ボデーを架装。

右)89年にカタログモデルとして発売したシアターアレンジメント「ロイヤルデッカー」。

2000/7/15 UP! (左)鴨島交通(U-MR132D)(HT)

2000/9/11 UP! (右)西日本JRバス(U-MR132D/1990年式)(HI)

U-MR132D型 全長6,990mm/全幅2,295mm/全高3,080mm/6HE1型(7,127㏄・195ps)/1,453万円(RD)

いすゞGR ジャーニーQ(1991-2001)

1991年に発売した大型幅7メーターの「ジャーニーQ」。大型車と同等の全幅はクラス唯一で、北村ボデーを架装。

(右)カタログモデルでは存在しない、GRのシアターアレンジメント。

乗客定員25人(6列・正席25)の車内。装備は簡素ながら、860㎜幅の大型シートや回転シートを装備可能。MRではフロントエンジンを採用したため、エンジンの大きな張り出しが目立った運転席周り は、ミッドシップエンジンを採用したGRでは常識的なレイアウトとなった。

2010/1/16 UP! (左)武井観光(KC-GR432F)(BU)

2010/1/16 UP! (右)東部観光(BU)

2003/9/14 UP! 車内例(U-GR432F/1992年式)

U-GR432F型 全長6,990mm/全幅2,470mm/全高3,275mm/6HE1型(7,127㏄・195ps)/1,471万円

いすゞガーラSHD(1996-2005)

KC-型

  1995年の東京モーターショーで参考出品し、翌96年12月に発売したスーパーハイデッカー「ガーラII」。国内初のヨーロッパの安全基準ECE-R66に適合した高剛性ボデー、国内最大容量を確保したトランク、防錆のためバンパー、リッド部に樹脂を多用するなど内外観を一新 。電子制御サスペンション、クラス最高V12・450/420馬力の12PE1型(KC-LV782R1)と380馬力の10PE1型(KC-LV781R1)を搭載。

2012/12/21 UP! 総和観光(KC-LV782R1/1999年式)

KC-LV782R1型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,610mm/12PE1-S型(22,801㏄・450ps)/3,510万円

KL-型

  2000年のマイナーチェンジで「ガーラ2000 II」に改称し、480/450/410馬力の8TD1系(KL-LV774R2)と360馬力の10PE-S型(KL-LV782R1)エンジンを搭載。ヘッドライトの縁取りをブラック→グレーに、テールランプをリアバンパー埋め込みに変更。02年のマイナーチェンジで「ガーラSHD」に改称したが、外観の変化はない。

2010/1/16 UP! 丹沢大山交通(KL-LV774R2/2002年式)(BU)

(左)「バリアフリー法」適合のため、後期型から設定した行先方向幕内蔵可能のリア1枚ガラスを装備し、テールランプを増灯した特別仕様。

(右)乗客定員29人(10列・正席29)の長距離路線用で、横3列独立シート 、中央部床下トイレ・乗務員仮眠室を装備。

2003/9/22 UP! (左)滋賀中央観光バス(KL-LV774R2/2002年式)(BU)

2015/6/25 UP! (右)西日本ジェイアールバス(KL-LV774R2/2005年式)(BU)

KL-LV774R2型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,610mm/8TD1-S型(24,312㏄・480ps)

いすゞガーラGHD(1996-2005)

KC-型

  1996年12月に発売したいすゞ初の低運転席・フロント上下2枚ガラスのスーパーハイデッカー 「ガーラIII」。デザインで巧妙な差別化を図りつつも、専用部品を極力廃し、用途別車型展開によって生産効率を徹底的に高めた。またガイドの視線に合わせたフロントガラスの分割線や、低く等間隔のステップなど、「乗って分かる」こだわりを詰め込んでいる。V12型450/420馬力のエンジン(KC-LV782R1)を搭載。

2001/7/9 UP! 朝日観光(KC-LV782R1/1999年式)

KC-LV782R1型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,610mm/12PE1-S型(22,801㏄・450ps)/3,805万円

KL-型

  2000年のマイナーチェンジで「ガーラ2000 III」に改称し、480/450/410馬力の8TD1系(KL-LV774R1)と360馬力の10PE-S型(KL-LV781R2)エンジンを搭載。ヘッドライトの縁取りをブラック→グレーに、テールランプを リアバンパー埋め込みに変更。2002年のマイナーチェンジで「ガーラGHD」に改称したが、外観の変化はない。

2010/1/16 UP! フロンティア観光(KL-LV774R2/2002年式)(BU)

KL-LV774R2型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,610mm/8TD1-S型(24,312㏄・480ps)/4,353万円

いすゞガーラHD(1996-2005)

KC-型

1996年12月に発売したハイデッカー「ガーラI」。高い安全性を開発テーマとし、世界一厳しい安全基準のECE(欧州統一車両法規)のロールオーバー基準に国産で初めて適合したほか、ホイールパークブレーキを標準装備、ディスチャージライトや永久磁石式リターダをオプション設定した。420馬力の12PE1型(KC-LV782R1)と380/325馬力の10PE1型(KC-LV781R1)を搭載。

2005/9/17 UP! (左)京都ヤサカ観光バス ガーラスーパー60(KC-LV782R1/1998年式)(BU)

2005/9/17 UP! (右)クリスタル観光バス(KC-LV782R1)(TS)

屋根上直結式エアコン搭載車で、乗客定員60人(12列・正席49+補助席11)の車内。ガイドのアイディアから生まれ、使い勝手の良さを追求したシート脇のグリップなど、オリジナリティに溢れている。

2002/11/21 UP! 阿波交通(KC-LV782R1/2000年式)( 外観・HT)

KC-LV782R1型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,275mm/12PE1-S型(22,801㏄・420ps)/2,967万円

KL-型

2000年のマイナーチェンジで「ガーラ2000 I」に改称し、450/410馬力の8TD1系(KL-LV774R1)と360馬力の10PE-S型(KL-LV781R2)エンジンを搭載。ヘッドライトの縁取りをブラック→グレーに、テールランプをリアバンパー埋め込みに変更。2002年のマイナーチェンジで「ガーラHD」に改称したが、外観の変化はない。
  乗客定員53人(11列・正席45+補助席8)の車内。2004年の東京モーターショーに出品したサンプルカーで、ホイールベース間にリフトを 装備し、シートは11列→10列に変換可能。

2013/1/4 UP! (左)自家用(KL‐LV781R2)(BU)

2013/6/14 UP! (右)三重交通 スーパーグランドUD(KL-LV774R2/2004年式)(BU)


2004/11/6 UP! 車内例(KL-LV774R2/2004年式)

KL-LV774R2型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,275mm/8TD1-N型(24,312㏄・410ps)/3,306万円

いすゞガーラHD9(1996-2005)

KC-型

1996年に発売した大型幅9メーター「ガーラIV」。標準ボデーを富士重工からいすゞバス製造に変更した。大型幅9メーターでは希少なリアオーバーハングリフト装備車。
  乗客定員29人(7列・正席29)の車内。運転席エアバッグやACTなど、大型車と共通のインパネ。

2003/9/22 UP! (左)福島交通(KC-LV780H1)(BU)

2002/11/21 UP!  (右)信州観光バス(KC-LV780H1)(BU)


2003/3/9 UP! 車内例(KC-LV780H1/1998年式)

KC-LV780H1型 全長8,990mm/全幅2,490mm/全高3,250mm/8PE1-S型(15,201㏄・285ps)/2,200万円

KL-型

  2000年のマイナーチェンジ(KL-LV780H2)で「ガーラ2000 IV」に改称し、屋根上直結式エアコンを標準装備した。02年のマイナーチェンジ(KL-LV780H2)で「ガーラHD9」 に改称したが、外観の変化はない。

2005/9/17 UP! トキワ観光バス(KL-LV780H2)(BU)

KL-LV780H2型 全長8,990mm/全幅2,490mm/全高3,295mm/8PE1-S型(15,201㏄・285ps)

いすゞガーラミオ(1999-)

1999年6月に発売した中型幅9メーター「ガーラミオ」。路線用「エルガミオ」と部品を大幅に共有しつつも、フロントとリアデザインにガーラのイメージを持たせた観光用らしいスタイリング。全長は8,990㎜と8,140㎜から選択できるものの、210馬力の6HH1-S型エンジンを搭載し、フルエアサスペンションを採用、全高は3,065mmの高床のみとメカニズムは一本化している。

2002/2/17 UP! (左)富士交通(KK-LR233J1)(BU)

2010/3/2 UP! (右)東都観光バス(KK-LR233J1)(BU)

  前・中扉のバリアフリー仕様。乗客定員24人( 正席23+補助席1)または(正席17+補助席1+車椅子6)で、リフトやフルリクライニングシート、ポータブルトイレなどを装備。

2005/9/17 UP! ケアバス・ジャパン(KK-LR233J1)(MR)

KK-LR233J1型 全長8,990mm/全幅2,300mm/全高3,065mm/6HH1-S型(8,226㏄・225ps)

いすゞガーラSHD(2005-)

ADG-型

  2005年8月に発売したスーパーハイデッカー「ガーラSHD」(ADG-RU1ESAJ)。「オバQ」「スパクル」など、技術の粋を集めた斬新なメカニズムで数々の名車を輩出してきたいすゞの観光モデルは、(実質的には)日野セレガの兄弟モデルとなった。
  乗客定員53人(11列・正席45+補助席8)の車内。カラーコーディネートがセレガとの主な相違点。

2010/1/16 UP! 北港観光バス(ADG-RU1ESAJ/2005年式)(BU)

2006/9/20 UP! 車内例(ADG-RU1ESAJ/2005年式)(TS)

ADG-RU1ESAJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,750mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・460ps)/4,439万円

PKG-型

  2006年7月のマイナーチェンジ(PKG-RU1FSEJ)で平成27年度燃費基準とPMの10%低減を達成。識別点はリアパネルに貼られた青の「低排出ガス重量車」と緑の「燃費基準達成車」のステッカー。

2007/10/22 UP! 松伸野田観光バス(PKG-RU1ESAJ/2006年式)(BU)

PKG-RU1ESAJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,750mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・460ps)/4,439万円

LKG-型

    2010年7月のマイナーチェンジ(LKG-RU1ESBJ)で尿素SCRを搭載し、ポスト新長期排出ガス規制に適合。PCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)を標準装備。識別点はフロントバンパー、ヘッドライト、リアスポイラー、ISO方式ホイールで、ドア側後部パネルに尿素注入口を新設。

2012/3/19 UP! はとバス(LKG-RU1ESBJ/2011年式)(BU)

LKG-RU1ESBJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,750mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・460ps)/4,505万円

QPG-型

  2012年6月のマイナーチェンジ(QPG-RU1ESBJ)でVSC、機能向上したPCSを標準装備した。識別点はリアパネルに貼られた緑の「平成27年度燃費基準達成車」ステッカー。

(右)横3列シート、中央部床下トイレ、床下乗務員仮眠室装備の都市間高速仕様。

2013/6/14 UP! (左)國際物流(QPG-RU1ESBJ/2012年式)(BU)

2013/6/14 UP! (右)菰野東部交通(QPG-RU1ESBJ/2012年式)(BU)

QPG-RU1ESBJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,750mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・460ps)/4,505万円

いすゞガーラHD(2005-)

PKG-型

2005年8月に発売したハイデッカー「ガーラHD」(ADG-RU1ESAJ)。セレガとの外観上の差異はフロントマスク、サイドガラスのアクセントピラーレス、縦型2分割リアガラス 。メカニズムは共通だが、電子制御サスペンションを標準装備するため割高な価格設定。

2007/10/22 UP! (左)霞観光(PKG-RU1ESAJ/2007年式)(BU)

2013/6/14 UP! (右)東榮自動車(PKG-RU1ESAJ)(BU)

  納期を限定し、装備を簡素化したことで価格を抑えた「ガーラVP」。事業者により二次架装されている場合があるものの、クリアガラスとスチールホイール、リアスポイラーレスが識別点。

2009/8/26 UP! こまどり交通(PKG-RU1ESAJ)(BU)

PKG-RU1ESAJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,500mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・380ps)/3,655万円

LKG-型

  2010年8月のマイナーチェンジ(LKG-RU1ESBJ)で尿素SCRを搭載しポスト新長期排出ガス規制に適合。PCSを標準装備した。識別点はフロントバンパー、ヘッドライト、リアスポイラー、ISO方式ホイールで、ドア側後部パネルに尿素注入口を新設。
  乗客定員58人(12列・正席49+補助席9)の車内。

2013/1/14 UP! 総和観光バス(LKG-RU1ESBJ)

LKG-RU1ESAJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,500mm/E13C型(12,913㏄ ターボ・380ps)/3,655万円

QPG/QRG-型

2012年6月のマイナーチェンジ(QPG-RU1ESBJ)でVSC、機能向上したPCSを標準装備。8900CCエンジン +7速MTで燃費を2割向上させた(QRG-RU1ASCJ)を追加した。

2013/1/14 UP! (左)総和観光(QRG-RU1ASCJ/2012年式)

2013/6/14 UP! (右)東榮自動車(QRG-RU1ASCJ/2012年式)(BU)

QRG-RU1ESCJ型 全長11,990mm/全幅2,490mm/全高3,500mm/A09C型(8,913㏄ ターボ・360ps)/3,920万円

いすゞガーラHD9(2006-)

ADG-型

    2006年2月に発売した大型幅9メーター「ガーラHD9」(ADG-RU8JHAJ)。

2007/10/22 UP! 東都観光バス(ADG-RU8JHAJ/2006年式)(BU)

ADG-RU8JHAJ型 全長8,990mm/全幅2,490mm/全高3,485mm/J08E型(7684㏄ ターボ・270ps)/2,907万円

SDG/LDG-型

    2010年7月のマイナーチェンジ(SDG/LDG-RU8JHBA)は重量により型式が異なり、乗客定員29人がSDG-、同42人がLDG-となる。「新DPR」でポスト新長期排ガス規制に適合し、PCSを標準装備。識別点はフロントバンパー、ヘッドライト、ISO方式ホイール。

2013/6/14 UP! 平成興業(SDG-RU8JHBJ)(BU)

SDG-RU8JHBJ型 全長8,990mm/全幅2,490mm/全高3,485mm/J08E型(7684㏄ ターボ・270ps)/3,069万円

撮影/SSS・SSサロン様、MS・MS513RA改様、GK・銀河急行様、TS・東海三郎様、BA・ばすずき様、 HI・HIMAJIN様、HT・HT225AA様、BU・ぶうちゃん様、FT・F・T様、MR・みやびろまん様

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